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<埋もれかけていた “時代の記憶” が映画となって甦ります>

 時代の記憶を次代へつなぐ

 日本人なら誰もが知っている童謡 “赤い靴” は、詩人 野口雨情 が北海道で新聞記者をしていた頃に知り得た話しをもとに、作詩したものです。
 日本が貧しかった時代、愛する我が子をやむを得ず手放さなくてはならなかった。ひょっとしたら、当時の日本には人知れず数多くあったことなのかもしれません。 
 そんな “赤い靴” の詩のような実話がみちのく秋田にあったことをご存じでしょうか?
 引き取ってくれた相手は遠い異国からの訪問者。明治という時代、獄中生まれという数奇な生い立ちゆえに生みの母と暮らすことが許されず、養母となったアメリカ人宣教師 ミス・カラ・ハリソン と共に異国の地アメリカへと渡った、日本名 “金子 ハツ” 、アメリカ名 “コラ・ユリア・ハリソン” 、そして彼女と関わりのあった人々が織りなす、悲しく切なくも心温まる物語です。

 

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